地元で長年愛され、市民の胃袋を鷲掴みにしているまさに“べっぷの味”。 創業者の野田さんご夫婦が引退後、「この味を守らんと！」と手を挙げた店主と長年のスタッフさんが、 共に今も変わらぬ味を守り続けている。開店の8時に合わせ、朝３時半ごろから仕込みを行うほど、 店頭に並ぶおかずはどれも手間ひまのかかった愛情あるものばかり。 大分名物のとり天も、テイクアウトできるお店は少ない。その中でも朝から多くのお客さんが待ちわびているのは、 野田商店の看板商品でもある“巻き寿司”。可愛らしい蝶が描かれた包み紙をとり、思わず口いっぱいに頬張りたくなる。 今日の夕食の一品に、別府のお土産に。いつでも食べたい一品がここにはある。 今日のおかずは何にしようか、カウンター越しに会話して決めるのも楽しいはず。