べっぷ駅市場ができた当初からある、地元に愛されるお店のひとつ。 色鮮やかな花がずらりと並ぶ店先には、ついつい見惚れてしまう。そんな季節の花たちと 一緒に迎えてくれるのは、たばこを咥えた赤ハチマキ姿の名物お父さん。 庭師でもあるお父さんが元々トラックで鉢植えの販売をしながら 大分別府を巡っていたときに、たまたまこの場所を見つけたのがこのお店のきっかけだそう。 はじめた当初は、ちゃぶ台ひとつにシクラメンなどいくつかの花を置いて売っていたとか。 いまは、お母さんと娘さんと一緒に、いつでもお客さんを大事に思いながら花を届けている。 「これからも、また自分たちなりの絵を描いていくよ」そう話すお父さんと、 あったかい家族の顔を見にいつでも行きたくなる、そんな松田生花店。